一番、肌が荒れるのは秋!?

猛暑続きの夏もそろそろ終盤。もうすぐ過ごしやすい季節がやって来る…と思うこの頃ですが、お肌はとても危険な状態にあることをご存じですか？実は1年で一番お肌が荒れやすいのは秋と言われているのです。この「秋の肌荒れ」、また「秋の肌枯れ」と呼ばれる状態を放ってそのまま乾燥の季節に突入すると、ごわつきやハリ不足、^※くすみが急増することに！

※くすみとは乾燥によるキメの乱れた肌印象のこと

肌荒れの原因は乾燥！

肌荒れの一番の原因は乾燥です。夏に乾燥してしまうイメージはありませんが、さまざまな要因でお肌は乾燥してしまいます。主な原因をまとめてみました。

• 紫外線が引き起こす乾燥

  紫外線は、肌のバリア機能を低下させてしまいます。すると肌は水分を保持できなくなってしまうのです。さらに紫外線の刺激で肌表面の角層が分厚くなると、水分の浸透が悪くなったり、肌のターンオーバーが乱れて、肌の乾燥を招いてしまいます。

• 冷房による乾燥

  室温が下がると部屋の湿度も下がり、思っている以上に部屋の空気は乾燥しています。さらに扇風機などで風がお肌に当たると、どんどん肌表面の水分が奪われてしまいます。また、汗をかいた状態で冷えた部屋に入ると汗が一気に乾き、その過程で肌の水分が蒸発し、肌が乾燥してしまうのです。

• マスクによる乾燥

  今や欠かせないマスク。一日中付けっ放しということも珍しくなくなりましたね。マスクを付けていると、中は湿気が多くなり、うるおっているイメージがありますが、問題は外した時です。マスク内の湿気が一気に放たれると、湿気と一緒に肌の水分も奪われてしまい、肌は乾燥状態になってしまいます。

• 加齢による皮脂不足が原因の乾燥

  乾燥は水分不足の状態で、油分とは無関係に思えますが、皮脂量も乾燥に大きく関係しています。一般的に皮脂量は加齢とともに減少し、50代では20代の3分の2程度と言われています。皮脂が少なくなるとお肌の水分にふたをし、を閉じ込めておくことができきなくなり、結果、お肌が乾燥してしまうことに。大人の肌には水分補給はもちろんのこと、適切な油分の補給が欠かせないのです。