公開日 2021/02/19 0
しわ・たるみの原因も?!
肌を老化させる
紫外線とは
母子手帳から日光浴の文字が消えて20年。
肌を老化させる最大の原因といわれる
紫外線とは…?知っているようで知らない
紫外線について徹底調査しました!
紫外線にはどういう種類がある?
紫外線は波長によって、A波(UV-A)、B波(UV-B)、C波(UV-C)の3つに分けられます。UV-Cは、酸素分子とオゾン層で完全にさえぎられて地表には届いていません。今、私たちの肌に悪影響をもたらしているのは、UV-AとUV-Bの2つです。
UV-Bはエネルギーが強いという特徴がありますが、波長が短い分、オゾン層や上空の雲に阻まれ、地上に到達する量は全紫外線量の約10%と少量です。
到達する紫外線の残りの90%はUV-Aです。UV-Bほど肌に急激な変化を与えませんが、波長が長いため、肌の奥深くまで到達し、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っています。
UV-A、UV-B、怖いのはどっち?
肌にダメージを与える紫外線と言えば、昔はUV-Bを指していました。短時間で肌表面の細胞を傷つけ、炎症を起こして、皮膚ガンやシミの原因になります。
UV-Bより影響が少ないように思われていたUV-Aですが、近年、UV-Aは肌の奥深くまで到達し、時間をかけ、じわじわと肌に様々な影響を及ぼすことがわかってきました。真皮まで到達するUV-Aは、肌の中のハリや弾力を生む美容成分コラーゲンなどを変性させたり、それらをつくりだす線維芽細胞まで傷つけてしまいます。そのため、UV-Aを浴び続けると、肌は弾力を失い、シミ・くすみはもちろん、シワやたるみまで引き起こしてしまうのです。しかもUV-Aは、UV-Bの20倍以上も地上に降り注いでいます。また雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も家の中でも対策が必要です。
- 《UV-A、UV-B対策》UVカットクリーム
- ちょっとお洗濯物を干すとき、ゴミを出すとき…そんなときも紫外線は肌に降り注ぎ、紫外線ダメージが蓄積されます。外出時はもちろん、在宅中もUVカットクリームを顔や手など露出した部分にしっかり塗りましょう。SPFはUV-Bの、PAはUV-Aのブロック効果の数値です。使用の目安としてチェックしましょう。
- 《UV-A対策》UVカットのカーテン
- UV-Aは窓ガラスも透過して肌に降り注ぎ、真皮まで到達します。窓際に座っていることが多い方は、窓側だけダメージが進んでいるかもしれません。レースの遮光カーテンや窓に貼るUVカットフィルムなどで、UV-Aをブロックしましょう。
- 《UV-A対策》線維芽細胞の生成
- UV-Aは真皮のコラーゲンなどを変性させ、線維芽細胞まで傷つけてしまいます。おうち時間を利用して、線維芽細胞を増やす成分が入ったアイテムで、しっかりスキンケア!しわ・たるみを予防しましょう。
- 《UV-A、UV-B対策》紫外線を浴びない工夫を
- 紫外線の強い時間帯の外出は極力避けましょう。外出する場合は、UVカットクリームを塗った上で、日傘や帽子を身につけ、サングラスを。目から入った光によって、メラニンが増え、シミの原因になるので注意しましょう。

- アルブチン
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コケモモに含まれている成分。メラニンの生成に必要なチロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑える働きがあります。
- ハイドロキノン
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医療機関で処方される成分です。チロシナーゼの働きを抑えることで、メラニンの生成を抑えます。
- トラネキサム酸
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メラノサイトの活性化を抑えることで、結果的にメラニンの生成を抑えます。抗炎症薬や止血剤として使われていた美白有効成分。
- プラセンタエキス
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動物の胎盤から抽出される成分。メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぎます。
- コウジ酸
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コウジ菌が生産する成分。メラニンの生成に関わるチロシナーゼの働きに必要な銅原資を奪い、働きを阻害します。
紫外線対策に
おすすめの食材
紫外線の季節はまだ先…そんなことを言っていると、いつの間にかお肌の奥に紫外線ダメージが蓄積して「あら、たるんできた?」「シワが増えたような…」「肌がくすんでる!」なんてことになりかねません!数年先の肌は今日、守らなければならないのです!今なら春のUVケアキャンペーン実施中です。今すぐ紫外線対策を始めましょう!